私が勤めている会社は、古き良き日系企業です。
もちろん年功序列で、先輩は長く会社にいるというだけで尊敬され、後輩は入ったばかりというだけで先輩を敬わなければなりません。
しかし…
今日は、その当たり前だと思っていた図式が崩れた歴史的日になりました。
上の階に用事があった私が階段を登っていると、ちょうど登り終わったあたりで今年の新人にばったり出会いました。
普段ですとこういう場合、挨拶やちょっとした世間話をして通り過ぎるのですが、この時は違いました。
なんと、後輩が輪ゴムを指に巻きつけ、指鉄砲をこちらに向けて来たのです!!!
突然の、予想外の、思いもかけない襲撃に驚いた私は怯えながらも手に持っていた郵便物でガード。
弾は郵便物に当たり、襲撃はまぬがれました。
去って行く新人を一瞬ぼうぜんと見送ってしまいましたが、すぐにいちばん近い同期の机に急ぎ、
「輪ゴム ひとつ ちょうだい!」
と無心し、即座に指に弾をロード。
下に向かった新人の後を置いました。
油断して丸腰状態の新人を追い詰め、「見つけた」と言いながら腕に撃ち込みました。
復讐は何も生まない…
ただただ虚しい…
とはならず、スッキリして仕事に戻れました。
それにしても、あの部署は新人にどういう教育をしているんだろうか…。
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