『ブラック・ミラー』シーズン4-4「Hang the DJ」ネタバレ感想!


『ブラック・ミラー』を見初めて2番目に見たのが「Hang the DJ」です。
(ちなみに最初に見たのは「宇宙船カリスター号」です)
一話完結でどこから見ても良いと聞いたので、自由に見ています。

おもしろかった!
『ブラック・ミラー』ってなんだかとても語りたくなる。

以下ネタバレあり












恋愛マッチングアプリのようなもので出会う2人の男女(フランクとエイミー)。
「コーチ」と言われてる丸いデバイスが、出会うべき2人を決め、2人がいつ別れるか決めて、2人が食べるメニューまで決める。
そして2人が一晩過ごす家まで自動運転で連れて行ってくれる。

「このマッチングアプリすごい!」とか「このおうち素敵!」とぽやーと見てると2人が別れる時間になる。

エイミーはちょっとイケイケで口が悪く、フランクはちょっとおどおどしていて冗談が独特で、この2人上手くいくかなあ??という感じだったけど、お互い初めてのマッチングでほわんとしてるのがかわいかった。

そして次のマッチングがまたすごい。
フランクのマッチング相手は愛想がかけらもない不機嫌な女性。別れる期間が1年って出てお互いうんざりしてるのが…
一方エイミーのマッチング相手は“いい男”。別れる期間は9ヶ月。あれっ、この人と上手くいくのかな???と思ってたら、男のちょっとした生活音にイライラするエイミー…
9ヶ月経った頃にはうんざり。
そしてエイミーはその後は短時間に身体だけを重ねる出会いを繰り返し、すり減りきってる感じ…
相手の中に女の人もいたのが「なるほどー」と思った。

しかしいくら99.8%うまくいく相手を見つけるためとはいえ、1年なんて長い期間を相性が悪い相手と一緒にいなきゃいけなかったり、短い時間ですり減らされたり、なんだこのシステム???と思い始める…

そしてまさかの再度マッチングされるフランクとエイミー。
「私、短期間のマッチングばっかりで本当疲れちゃった、だから期間確認するのやめよう」とエイミーから提案。
身体重ねるだけの短時間のマッチングを繰り返したって言われて、いやじゃないのかなーやきもち焼かないのかなーと思ってしまった。

お洒落な家で幸せそうに過ごす2人。
フランクは幸せでエイミーが好きだからこそ終わりが気になり、1人でこっそり期間を確認してしまう。
最初5年と出たのに、2人で一緒に確認しなかったからどんどん期間が短くなっていく…
あわわあわわとなってるとき、私も一緒にあわわあわわとなりました。

ここらへんからなんだかへんな世界だな?監視社会?と世界観に疑問を持ってきました。

エイミーのコーチが「次回会う人が結婚相手です。過去マッチしたことない人です」と告げ、「最後に1人だけ挨拶できます」というと食い気味で「フランク!」というエイミー。
そして2人で壁を越えよう!!ってなる。

壁を超える途中でデジタルな感じになって、このフランクとエイミーはシミュレーション結果の一つだということがわかる。
なんと1000回シミュレーションして、コーチに逆らった数が998回。なので2人は相性99.8%という結論に。

ドラマを見てるとコーチに逆らうととんでもないことになる感じがひしひしと感じられるんだけど、それでも1000回中998回も逆らうほど強く思い合ってるってすごい〜〜〜。
なのともドラマチック。
ただの99.8%マッチじゃないよね…

関係ないけど壁を越える途中で無機質になっていく感じが手塚治虫の短編「赤の他人」みたいで「!?!?!?」ってなった。


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