映画の感想(2004-2005)

2004年ー2005年ごろ、気まぐれで書いてた映画の感想が出てきました。

若かったから好き放題言ってる…


黄金狂時代

1925年
 アメリカ映画
 監督:チャールズ・チャップリン

ゴールド・ラッシュの話。
アイディアがものすごいですね。とっても面白かったです。
靴を食べるシーンはすごかったし、山小屋が傾くシーンも
おもしろかったなぁ。
あと、パンのダンスが出てきます。
ジョニー・デップが「妹の恋人」でやってたパンのダンス!
表情までまねしてたんだなぁってことが分かりました。
オススメ!

モダン・タイムズ

1936年
 アメリカ映画
 監督:チャールズ・チャップリン

機械文明を皮肉った作品らしい。
工場のシーンが受ける! 自動ランチマシーンとか。
あと、しっかりタイムカードを打って行くなど、
皮肉が細かいなあと思いました。
薬によっぱらってるチャップリンも面白かった。

独裁者

1940年
 アメリカ映画
 監督:チャールズ・チャップリン

映画的には「キッド」の方が面白かった(と感じた)けど、
この映画がナチス全盛期に作られたと聞いてめちゃくちゃ
びっくり。
チャップリン、すごい。

天上桟敷の人々

1945年
 フランス映画
 監督:マンセル・カルネ

長い!! って思ったけど、すごく面白かった。
映画中映画も好きだけど、演劇を舞台にした映画もいいですね。
こじれた恋愛とか、パトロンとか、パントマイムとか。
あと、「ニュー・シネマ・パラダイス」でも思ったけど、
貧しい人たちのための娯楽ってなんだか胸がきゅんとします。

ベアーズ・キス

2002年
 ロシア映画
 監督:セルゲイ・ボドロフ

少女漫画かよ!? って感じの展開に驚きを隠せなかったけど、
「ロシア映画ならまあいっかー」って思ってしまう(笑)。
サーカス団の悲しさとか出てていいなあと思った。
ってか、最初はあんな豪華な舞台でやってたのに、いつの間にか
めちゃくちゃ寂れててびっくり。気付いた頃には3人に。
少女漫画的な展開は、主人公の相手役の顔がもっとよかったら
OKだったんだろうな。ああいう顔の男性は濃すぎて私的にNGです。
ヒロインは可愛くないナタリー・ポートマンみたい(ヒドい)。

ラブレター

2003年
 韓国映画
 監督:クァク・ジェヨン

割と面白かった。結構好きかも。
三角関係あり、ベトナム戦争あり、学生運動ありで
ちょっと盛りだくさん。
ヒロインは蒼井優に似ててかなりかわいい。

太陽がいっぱい

1960年
 フランスとイタリアの合作映画
 監督:ルネ・クレマン

アラン・ドロン!
ああ、幸せだ。太陽がいっぱいだ。
なんか面白い表現。

サロメ

2001年
 スペイン映画
 監督:カルロス・サウラ

前半インタビュー。後半踊り。
踊りでサロメ物語を表現!
すごいけど、これは映画じゃなくて舞台で見たいですね。

ルビー&カンタン

2003年
 フランス映画
 監督:フランシス・ヴェベール

洋画アクションってなってましたけど、間違いです。
絶対にコメディ!フランスのコメディ!最高!
すっごく面白くて、ずーっとケラケラ笑ってました。
笑いたいならぜひこの映画を!

↓面白かったシーンの一部
カンタンは盗みで逮捕されたんだけど、刑務所で同室にすると相手が
怒って殴りかかっちゃうほどのアホなので、ロールシャッハテストを
することに。
医師「これ何に見える?」
カンタン「うーん……しみ?」
医師「そうじゃなくて、このしみは何を思い出させる?」
カンタン「洗濯屋さん?」
医師「そうじゃなくて……」
カンタンが蝿を捕まえようとして、勢いあまって医師の持っていた
コーヒーがひっくり返って医師の服についちゃう。
医師「で、このしみは何に見えるかな」
カンタン「ネクタイにも出来たよ」
医師「そうじゃなくて、こっちのしみを見るんだ」
カンタン「そっちのしみのほうが心配だ」

キャバレー

1972年
 アメリカ映画
 監督:ボブ・フォッシー

借りるまで古めの映画だと思ってなかった。
ヒロインがあまり好みのタイプじゃない…。
ついでに、主人公の男も全然好みじゃない!
でも、舞台シーンがおもしろい。

ダイヤルMを廻せ!

1954年
 アメリカ映画
 監督:アルフレッド・ヒッチコック

公開当時は3Dだったりもしたらしい。
それで、3Dはアップに弱いんだけど、どうしても
アップが使いたかった電話のシーンは、
超特大電話と超特大指をわざわざ作ったらしい。
すごい…。

アメリカン・ショート・ショート2000

2000年
 アメリカ映画

短編映画のコンテストの入賞作品集だと思う。
好きだったのが、シャーリー・テンプルが
4歳の時の映画。
あれはかわいい! ちょっと変態っぽいけど!
それと、クレイアニメーションの作品が良かった。
あと、宇宙人の映画が超いい。
映像きれいじゃないけど、すっごくかわいい。

サタデー・ナイト・フィーバー

1977年
 アメリカ映画
 監督:ジョン・バダム

ジョン・トラボルタ主演でディスコっていうから、「タランティーノは
絶対これを観てパルプ・フィクションで躍らせたに違いない!」
って思って借りてみた。
絶対軽い話だろうなと思ったら、とんでもない。不景気とか
親に愛されてないとか周りが正当に評価してくれないとか
なんかそんな問題ばっかし。
おまけに出てくる女がみんな嫌な女。
母親、ヒロイン、女友だち、それに画面に出てこない友達の彼女まで
めちゃくちゃ嫌な女!!!
すごい落ち込んでしばらく映画観れなかった。

ナインス・ゲート

2002年
 フランス・スペイン映画
 監督:ロマン・ポランスキー

ジョニー映画。
ジャンルが「オカルトホラー」になってて、ホラー苦手な私はびびってたんだけど、
全然オカルトでもホラーでもなかった。
ジョニー的見所は
1.めがねジョニー
2.「本の探偵」役なので、本に詳しい&お勉強してるジョニー
3.殺されかけるジョニー
4.女にころりと誘惑されるジョニー(笑)
5.フランス語を喋るジョニー!

クルーレス

1955年
 アメリカ映画
 監督:エイミー・ヘッカーリング

ちょっとおばかムービーでも観てみようと思って借りたら、
みくびることなかれ! ヒロインがめっちゃかわいい。
(後で調べたらどうやらアイドル映画だったもよう)
こんなに表情豊かな子は久しぶりってくらいほんとかわいかった。
約10年前の映画だけど、ドレスなどのファッションもまだ全然通用するかわいさ。
ただし、ヒロインが着ている物限定(笑)。
こういう女の子が好きなら、たぶん楽しめます。

スコルピオンの恋まじない

2001年
 アメリカ映画
 監督:ウッディ・アレン

ベタなストーリーなのに、すごくきちんと楽しめる。
ウッディ・アレン監督の映画ってやっぱり好きだなあ。
色合いが独特ですごく好き。
アメリカ映画ではいちばんおしゃれだと思う。

まぼろし

2000年
 フランス映画
 監督:フランソワ・オゾン

「8人の女たち」と同じ監督のはずだけど、ポップでキュートなコミカルさが
まったくなくて、代わりに色んな風景とかが綺麗。
中年のおばさんも綺麗に撮れてて、「今女優が一番一緒に仕事をしたい監督」とか
言われてるのがよくわかるような気がした。

バティニョールおじさん

2002年
 フランス映画
 監督:ジェラール・ジュニョ

この間「ぼくの伯父さん」を観たから、似たようなノリかと思ってたら
戦争映画でちょっとびっくりした。(ネタバレが怖いからストーリーとか絶対読まないので)
ナチスが牛耳ってたころの話で、パリが舞台で、お肉屋さんがユダヤ人の子どもを
助ける話なんだけど、やっぱりつらいものがあるんだけどもなんだかコミカルで
不思議な感じだった。
一番ぎょっとしたのは、奥さんがナイフで頭を掻いたと思ったらそのままケーキを
切り分けた所。ぎょぎょっ。


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