ブランチで紹介されてからずっと興味があった小説がようやく文庫化したので読みました。
思ってた話となんか違った。
ストーリーはそんなに引かれなかったけど、やはり湊さんの作品らしく、描かれている人間がみんなものすごく気持ち悪い。自分に似ている部分が少しずつあるのにも関わらず、醜すぎてまったく共感出来ない。(特に女性キャラクター)
読後は自分とキャラクターの類似点に嫌悪してしょうがない。
まあ、その気持ち悪さを感じたくて読んでるんだけど…
あと、物語に出てくるお姉さんが、ママとは血が繋がってるけど、弟は配分が違うから他人度が高い、みたいに言ってるところがあるんだけど、このセリフはかなり違和感があった。
私は常日頃から、私と同じ成分の人間はこの世で弟だけだと思ってるんだけどなあ。
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