好きな芸術家-レオノール・フィニ

好きな芸術家-レオノール・フィニ

《泉を守護する女》


《白い列車》


なるべくこわくない絵を選んだつもり。



卒論に選んだ画家さんです。
女流ということで、フリーダ・カーロやレオノーラ・キャリントンと一緒に語られることや、シュルレアリスムの周辺の画家として語られることの多い、画家です。
ただ、本人はアンドレ・ブルトン(シュルレリスムの親玉)が嫌いだったようですが。

ブエノスアイレスで生まれ、イタリアのトリエステで子ども時代を過ごし、パリで活躍し、一夫一妻制に縛られず男性2人とたくさんの猫と暮らしました。
絵画だけでなく、舞台衣装なども手がけました。

画風は、初期の魔女や巫女のような暗めの色調の画風から、「鉱物の時代」という人間、自然が一体となったような画風へ、そして「明るい時代」というエロティックかつ残酷な絵柄へ・・・など変容していきます。上の2つの絵は両方とも「明るい時代」の絵です。私が卒論で言及したのもこの時代。


ここからは勝手な発言ですが…
奔放な恋愛や猫と一緒にコルシカ島暮らしとか、ほんとうにあこがれる…。
女性が絵で食べていくのは大変だったようなんだけど、それでも才能が愛されて腕一本で食べていた感じがたまらなくしびれます。
レズビアンぽい絵が多いからレズビアンなのかって疑われることもあったみたいなんですが、その質問に対する答えが「私は女性なので女性経験は当然ありますが、」って。当然あるものなのか? あーかっこいい。

そしてきれいなだけではなく、毒っぽい絵柄ときれいなブルーやピンクがたまらなく好きです。
一時期見すぎてもう嫌になったけど。
やはり好き!



他の海外旅行人気ブログはこちら【ブログ村】
他の人気ブログはこちら【ブログ村】

▼ この記事をシェアする ▼

コメント